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2013年09月29日

松坂投手の投球分析

 松坂大輔投手は大リーグに移籍して活躍できたのは最初の2年間だけで、2011年には肘を故障しトミー・ジョン手術を受けています。

 松坂投手の投球フォーム上の問題点はどこにあるのか?

 横からのスローモーションを見ればよくわかります。

2009年WBCの時の映像です。これを境に活躍できなくなりました。

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ワインドアップ時、上体が後に倒れたままで、前足を着地した時もまだ上体は後傾したままです。後傾したまま腕を振っているので、重力に逆らった投げ方になっており肘、肩に大きな負担がかかっています。ボールのリリースポイントも左肩に比べて十分前に来ていません。

 その原因は、前脚を下ろすときに左の股関節を前に押し出すようにして(タメを作るというのでしょうか?)上体を2塁方向に傾けすぎたままにしているからです。
daisuke matsuzaka 2009wbc side view front leg swing.gif


daisuke matsuzaka 2009wbc side view back leg drive_10.jpg
 そのため、軸足を強く蹴り出しても上体の傾きは元に戻らず、前足を着地したときもまだ後傾したままです。投球段階で加速時に入っても腕は重力に逆らって、空に向かって振り出されています。重力を利用して腕を振り下ろす時間がほとんどない投げ方になっています。
daisuke matsuzaka 2009wbc side view back leg drive.gif

松坂投手2013年、ニューヨーク・メッツでの初登板

@投球後半に上体が一塁側に向く大リーグの投手に多く見られるような投球フォーム
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A腰の捻りが主体の投球フォーム
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上体の傾きによって、フォームが大きく変わってしまいます。@は上体の前傾が、Aに比べてわずかに小さくなって、体の重心はより一塁側に来ています。
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 松坂投手は投球フォームが安定していません。これは昔の投球フォームでもそうです。全体的にAのフォームの方がが多く、まだ大リーグ流の投球フォームに完全に進化したとは言えません。腕の角度は昔に比べて低くなり、腰の捻りを使った打撃フォームのような投球フォームが一番多く見られます。ホームランバッターの打撃フォームには似ていません。ホームランバッターはみんな骨盤の回転が速くかつ大きいからです。左足の着地位置はホームプレート方向よりも一塁側にずれて(アウトステップ)います。これは腰の捻りを大きくするために行なっているのでしょう。

松坂投手の一番の問題点は?

問題点:ヒップファーストによるホームプレート方向への重心移動

 松坂投手は、左脚を一番高く上げた状態から、左の股関節を極端に前に突き出し、体の重心をホームプレート方向にずらしながら、重力を利用して重心をホームプレート方向に移動させています。その結果、左肩が上がり、右肩が下がり、上体の軸が2塁方向に後傾し、前屈みの姿勢になっています。この姿勢だと、骨盤はうまく回っていきません。上体が開かない(ホームプレート方向に向くこと)ようにして腰の捻りを大きくするためなのか、軸足を強く蹴るためなのか松坂投手の狙いははっきりしません。

 ヒップファーストによる重心移動の弊害

 体の重心を下げて左の股関節を前に出す動作では、重心を下げた分だけ位置エネルギーが失われます。右脚は完全なばねではないので、エネルギーは回収できません。右脚の下腿(脛)の前傾は大きくなり、右の股関節の内旋、屈曲も大きくなりますが、うまく利用できていません。
 上にのべたように骨盤が回転しない姿勢なので、遅れたタイミングで骨盤を回転させようと思ってもすでに右の股関節が伸びきってしまっているので、骨盤は勢い良く回っていきません。右の股関節を伸展することで骨盤の右側が押され、骨盤は素早く回っていくのですが、それができていません。
 上体が後傾したまま、腕が回転して行くので、腕は重力に逆らうことになり、肩、肘に負荷がかかります。もし上体が前傾していれば、腕、肘は重力によるトルクが発生し、腕、肘の遅れが発生しにくく、怪我をしにくくなると思います。
 また、骨盤が回転して行かないので、前足を着地してから腰の捻りで腕を回転させているので、腕は急加速で回転させることになり、これも肩、肘に大きなストレスがかかる原因となります。

骨盤を回転させる方法

 ワインドアップして軸足で体を支え、左脚を一番高く上げた状態から、右股関節の外旋、右股関節の伸展、右足関節の伸展、足の指の関節の伸展を順番に利用します。膝関節も伸ばしますが、重心の移動は水平方向なので膝関節は意識しないでもよいと思います。

 前脚(左脚)の使い方(右投手の場合)

 左脚はワインドアップして軸足で体を支え、左脚を一番高く上げた状態から、投球を開始するためのスターターの役割を果たします。
 左脚の使い方に触れませんでしたが、左脚を高く上げることで左脚に位置エネルギーを蓄えます。左脚を下ろすことで、右の股関節の外旋のきっかけとなります。左脚を使うことで右の股関節の外旋が楽に行なえるようになります。また、左脚を素早くホームプレート方向に下ろすことで、体の重心が素早く軸足からホームプレート方向にずれるので、重力によるトルク(体重×重心と軸足までの距離)により、体全体がホームプレート方向に回転しようとするので、体の重心も楽に素早くホームプレート方向に移動します。
 
 骨盤を回転させる上で必要な姿勢

 上体が前屈のままになっていると、骨盤はうまく回転しません。前屈した上体を垂直にし、軸足の踵を早めに浮かし爪先側の拇指球あたりに荷重点を持ってくると、重心と拇指球を結んだ軸が背中側(一塁側)に傾くので、左脚にかかる重力によるトルクにより、骨盤が回転してゆきます。バランスが良いこと、軸足を外旋させやすいこと両面から、軸足の荷重点は最初土踏まずにあるのが良いでしょう。
 さらに、前屈した上体を垂直にし背筋をまっすぐにする長所は、慣性モーメント(回転のしにくさを示す、回転軸からの距離の2乗に比例する)が小さくなり回転がしやすくなることです。  

 エネルギー効率の良い体の使い方

@前傾姿勢

A体を一本の軸のように、あまり関節を深く曲げない

@、Aを実践するための練習
⒈背筋をまっすぐ伸ばし垂直にし、膝も完全に伸ばしたまま、セットポジションで構える。
⒉前足を素早く浮かす。
 軸足(後ろ足)はホームプレート方向への力を地面から受け、体の重心はホームプレート方向に加速してゆきます。

 今度は膝を曲げた状態で行なうと、体の重心の加速は弱くなります。両足では片足に体重の半分がかかっていたのが、前の足を上げると、軸足に全体重がかかるようになり、軸足側の膝がさらに曲がり、地面から受ける力を吸収してしまい、力がうまく伝わらないためです。
 膝、股関節は必要以上に深く曲げず、軽く曲げるぐらいの方がエネルギー効率は良いと言えます。その方が楽に球速も上がります。
 
posted by BEST PITCHING at 23:52 | Comment(18) | TrackBack(0) | MLB | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月11日

藤浪 晋太郎投手の投球フォームについて

 藤浪投手の投球フォームで、前足の着地がクロスステップ(インステップ)していて良くないという記事があったというコメントをいただきました。股関節が3塁に向いているのに上半身はホームプレート方向に向いているので、体を無理に捻ることになり体に良くないという内容だそうです。

阪神タイガース藤浪 晋太郎投手の投球フォーム
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 果たしてインステップは良くないのか?

 この記事は日本のヤフーニュースにあったということですが、すでに閲覧不能になっており読むことができませんでした。
 日本と大リーグでは投球フォームが大きく違うので、個々の投球フォームについて良し悪しを判断しなければ意味がありません。

 日本では骨盤を前足が着地する直前まで回転させないで(ヒップファースト)、しかも骨盤の回転自体も緩やかで、下半身はあまり回転させずに、横を向いた上半身の捻りをホームプレート方向に戻すような投球フォームの人が多いようで、このような投球フォームの人がインステップで投げれば脇腹を痛めたりするかもしれません。前足の着地寸前まで骨盤から上に回転慣性を与えていないからです。質量のある物体を回転させるには時間がかかりますので、投げ始めから骨盤は回転させたほうが投球が円滑に行なえます。

 慣性には体の重心がホームプレートに向かう直線的な慣性と、体の軸を中心に体が回転する回転慣性があります。慣性とは同じ状態を維持しようとする性質で、質量のある物体は同じ速度(大きさと向き)を維持しようとします。回転している物体も同じ回転速度を維持しようとします。抵抗がなければ永遠に回転し続けようとします。止まっている物体を回転させるにはトルク(回転力、力のモーメント)が必要で、動き始めに大きなトルクが必要です。一定の速度を維持するだけであればトルクは必要ありません。つまり、回転し始めには大きなトルクが必要なので、投球の最初から骨盤を回転し始めた方が、前足を着地した後に骨盤は楽に加速でき、投球側の肩の水平方向の回転速度も速くなるということです。

 日本の投手は直線的な慣性が主体(骨盤を回転させないで体の重心を直線的に前に移動させる)で回転慣性が不足している人が多いようです。

 一方、大リーグの投手は骨盤を最初から回転させてゆく投げ方が多く、オーバーハンドの投手でもサイドハンドの投手でも同様です。
 ストラスバーグ投手は骨盤を回転させない投げ方をしています。松坂投手も同じです。こういう投げ方は肩、肘に負担がかかってしまいます。
 

 大リーグではインステップで投げる投手もいれば、アウトステップで投げる投手(グレッグ ホランドGreg Holland )も、さらにはその間のスクエアで投げる投手(マックス シャーザーMax Scherzer)もいて、どれが良くてどれが悪いとは言い切れません。個人の好みの問題です。
 ただ、全体的に見て、100マイル近い球速でコントロールの良い投手はインステップが多いように思えます。

 アウトステップの投手

 グレッグ ホランドGreg Holland 、カンザスシティー・ロイヤルズのクローザー
 8月9日現在の成績は、2勝1敗、31セーブ(33セーブ機会)、四球率2.5/9回、奪三振率14.3/9回
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一塁側に体が急激に倒れるように一見、見えますが、スローで見ると、体が一塁側に倒れるのはボールがリリースされてホームプレートに近づいてからであることがわかります。上体を前に倒しながら骨盤も急激に回転すると、上体はこのように急激に一塁側に倒れます。

 インステップで100マイルの球を投げる大リーグの投手

アトランタ・ブレーブスのクレイグ・キンブレルCraig Kimbrel
ニューヨーク・メッツのマット・ハービーMatt Harvey
デトロイト・タイガースのジャスティン・バーランダーJustin Verlander
クリーブランド・インディアンスのダニー・サラザールDanny Salazar

クレイグ・キンブレルの投球フォーム(上から見た動画)
kimbrel 2013wbc warm up.gif 

マット・ハービーの投球フォーム
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ダニー・サラザールの投球フォーム
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インステップの利点

 右投手の場合で説明します。
 インステップが利点になるには、ワインドアップで前足を高く上げた状態から、前足を素早く下ろすとともに骨盤も同時に回転させていかなければいけません。マット・ハービー、ダニー・サラザール両投手とも、前足を前に振り下ろすのがとても速く、骨盤も同時に回転させています。また投球側の腕も同時に素早くテイクバックして、コッキング(前腕を垂直に立てる)しています。また、前足を着地したとき、上体が後に傾いていません。前足を着地してから素早く上体を前傾させ、上体に働く重力の作用で肩の回転を加速させなければいけません。
 マット・ハービー、ダニー・サラザール両投手ともコッキングが素早く、両肩と右肘がほぼ一直線に並んだまま上体を素早く回転させているので、肩にかかるトルク(回転力、力のモーメント)は極力抑えられているため、100マイル近くの球をコントロール良く投げられるのでしょう。

 骨盤が速く回転すると、横に伸ばした腕の遠心力で体が3塁側に流れて、前脚と右腕の距離がますます離れて、骨盤の回転速度は緩くなってしまいます(前脚を軸とした慣性モーメントが大きくなるので)。回転を速くするには体の各部分をできる限り回転軸に近づける必要があります。そのためには上体の軸を一塁側に傾ける必要があります。

 ボールのコントロールを良くするには、頭をできるだけ動かさないようにしなければいけませんが、そのためには、前足の着地方向は軸足とホームプレートを結んだ線よりも少し3塁側にし(インステップ、クロスステップ)、前足を着地してからは頭はホームプレート方向に向けるのが理にかなっています。頭はホームプレート方向に向かい、上体の軸は一塁側に傾き、前脚を軸とした慣性モーメントが小さくなるので骨盤の回転も速くなります。その結果、右肩の水平方向の回転も速くなり、球速が出やすくなります。

 アウトステップではどうしても視線がホームプレートから遠ざかってしまうので、ボールのコントロールはインステップに比べて不利だと思います。

藤波投手が100マイルの球を投げれるようになるにはどうすれば良いのか

 藤波投手は日本のプロ野球投手の中では、体の重心の位置が前脚の上を通り、上体が3塁側に流れることもあまりなくバランスの良い投球フォームだと思います。少し修正すればすぐに大リーグの投手のように90マイル後半の球速が出そうです。

@前足を振り下ろす速度を速くする。

 マット・ハービー、ダニー・サラザール両投手に比べて非常に遅いため、骨盤の回転も非常に遅くなっています。

Aストライドを小さくする。

 ティム・リンスカムの影響か(テイクバックが似ている)ストライドが必要以上に大きくなっており、骨盤が回転せずに前に移動するだけになっています。 マット・ハービー、ダニー・サラザール両投手のように、前足と軸足が同時に地面についている時間のあるほうが楽に、またコントロール良く、球速が出ると思います。
 本人はボールのリリースポイントをできるだけ打者に近づけたくてストライドを大きくしているようですが、これはあまり効率の良い方法ではないと思います。

Aテイクバック、コッキングはもっと素早くした方が良い

 コッキング(右の前腕を垂直に立てること)のタイミングが少し遅いように感じます。そのため、腕に力を入れて振っているように見えます。両肩と右肘が素早く一直線上に来るようにして、骨盤を素早く回転させればマット・ハービー、ダニー・サラザール両投手のように、腕は意識して振らなくても済みます。
posted by BEST PITCHING at 00:23 | Comment(13) | TrackBack(0) | MLB | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月10日

100マイル投手インディアンス、ダニー・サラザール対三冠王ミゲール・カブレラ

2013年度、大リーグで平均球速が95マイルを超える投手は、30イニング以上を投げた投手では、31人いますが、そのほとんどは救援投手です。先発投手では今年のオールスターゲームでナリーグの先発投手となったメッツのマット・ハービーMatt Harvey(95.4マイル)とナショナルズのステファン・ストラスバーグStephen Strasburg(95.3)の2人だけです。
 大リーグ最速はレッズのアロルディス・チャップマンの98.1マイルです。

 マット・ハービーは現在、9勝3敗、防御率が2.09で、三振奪取率は10.03、四球率は1.63とナショナルリーグのサイ・ヤング賞候補と言える若手投手(24歳)です。

 このマット・ハービーよりも速い球を投げる新人の先発投手が出現しました。クリーブランド・インディアンスのダニー・サラザールDanny Salazar(23歳)です。

ダニー・サラザールDanny Salazar
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サラザール対ミゲール・カブレラ、100マイルで空振り三振
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 8月7日、タイガース戦に今シーズン2度目の先発をしました。初先発は7月11日のブルージェイズ戦で6回を2安打、1失点に抑え初勝利を挙げました。

 8月7日、タイガース戦では昨年の三冠王ミゲール・カブレラMiguel Cabreraを3打席連続三振に打ち取り、3対2とリードして迎えた8回、カブレラへの初球96マイルの速球をスタンドまで運ばれ、逆転の2ランホーマーを打たれ、降板しました。インディアンスは8回裏、同点に追いつき負け投手にはなりませんでしたが、インディアンスは延長戦の末、敗れました。延長14回表にタイガースが2点を取り、その裏インディアンスが1点を返しましたが及びませんでした。6対5でタイガースが勝ち、11連勝を記録しました。
 
 サラザール対カブレラ(背番号24)の4打席の内容

1打席目:見逃し三振
初球  99マイル、フォーシーム(ボール)
2球目 98マイル、フォーシーム(見逃しストライク)
3球目 99マイル、フォーシーム(見逃しストライク)
4球目 99マイル、フォーシーム(ボール)
5球目 99マイル、フォーシーム(ボール)
6球目 88マイル、チェンジアップ(見逃し三振)

2打席目:空振り三振
初球  100マイル、フォーシーム(ファウル)
2球目 99マイル、フォーシーム(ファウル)
3球目 99マイル、フォーシーム(空振り三振)

3打席目:空振り三振
初球  98マイル、フォーシーム(ファウル)
2球目 88マイル、スライダー(空振り)
3球目 88マイル、スライダー(ボール)
4球目 100マイル、フォーシーム(空振り三振)

4打席目:本塁打(2ラン)
初球  96マイル、フォーシーム(本塁打)

 サラザールの速球は第3打席まではすべて98マイル以上でしたが、第4打席は2アウトから走者を1人出してセットポジションからの投球で、初球96マイルが内角のベルトの高さに入ってしまい、三冠王のカブレラにセンターのスタンドまで運ばれてしまいました。

 サラザールはドミニカ出身の23歳で、Height/Weight: 6-0/190 、身長183センチ、体重86キロで体は大リーグでは大きいほうではありません。同じドミニカ出身の最強右腕ペドロ・マルチネスよりも1インチ(2.5センチ)背が高い程度です。
 サラザールはインディアンスの先発ローテーションの1人が怪我で故障者リスト入りしたために、緊急登板になりましたが、しばらくはローテンションの5人目として登板の見込みで、大リーグ注目の投手です。
 サラザールの凄いところは、球が速いだけではありません。コントロールも良いのです。球が速いのに四球は1試合に1個しか出していません。
 また、投球フォームが非常に優れていると思います。100マイルの球を投げるのに力んで投げていません。体全体で投げているために腕の振りが特に目立ちません。腕を振るというよりも肩を速くスウィングしているので腕は体と一体となって回転しているためです。肘、肩に負担をかけずに速い球を投げるための手本になる投球フォームです。ストライドを極端に大きく取っていないのも速い球をコントロール良く投げれる秘訣だと思います。サラザールの投球フォームは理想的な投球フォームの1つと言えるかもしれません。今後の活躍に注目したい投手です。

 サラザールのこの日の投球内容:
7回2/3イニングで7安打、4失点、4自責点、1四球、10三振、2本塁打
球種の配分は7割がフォーシーム、2割がチェンジアップ、1割がスライダー
フォーシームの平均球速はマット・ハービーの95.4を上回る97.8マイルでした。

Salazar's 10 strikeouts
サラザールの10三振(動画)

Miggy's go-ahead homer
ミギー(カブレラ)の勝ち越しホーマー(動画)
8回にカブレラがサラザールから逆転の2ランホーマーをセンターに打ちます

 
posted by BEST PITCHING at 16:23 | Comment(2) | TrackBack(0) | MLB | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする